和金/ワキン/の飼育!和金魚・寿命・大きさ・種類・販売について。

本日は和金(ワキン)の飼育方法についてです。

金魚といえば本当に色々な種類がいて飼育も面白いし奥深いところがありますよね。それぞれ品種によって丈夫さなども変わってくるので金魚一つのカテゴリーといえどそれぞれ飼い方が多少異なったりします。

そんな中でもランチュウやオランダ獅子頭などは丈夫で飼育しやすいです。一方でデメキンやスイホウガンはそれらに比べるとデリケートなところがあるかと思います。

とはいえ、原種が全てヒブナであるというのも面白いですよね。フナが突然変異してヒブナへ、それがさらに突然変異したのが金魚。それらをどんどん交雑を繰り返して色々な品種に発展したわけですが…

その中でもワキンというのはヒブナにものすごく近く、ヒブナが変異したものを固定種としたものです。フナにとても似ており流線型の魚です。

そんなわけで、本日は和金(ワキン)の飼育方法についてお話ししていきたいと思います。それでは行きましょう!

ワキンとは?

ワキン(和金)は金魚の原点となる品種で先ほども述べたようにヒブナに最も近い位置にあります。非常に丈夫な個体で全長は最大で20㎝程度といわれていますが、中には50cmオーバーの個体も登場しました。

元々フナなので大きくなりやすい傾向にあるのかもしれません。そういった大型の個体は水槽飼育となるとかなり大きな水槽が必要になるため、ペットショップの店員からも池飼育を推奨されることはあります。

では、すべての和金がそのように大型になるか?というとそんなことはなく、小赤など金魚すくいや肉食魚の餌として販売されている品種はそこまで大きくはならず普通に水槽で飼育できます。

歴史

晋の時代にフナが突然変異したヒブナが見つけられ、そのフナを飼育し交配を行ったところ、尾鰭が三つ、四つある個体が誕生し和金となりました。日本へ輸入されたのは室町時代でした。

そのころの中国では金魚と呼ばれていましたが、江戸時代になり色々な品種が輸入されてきたなかで区別するために日本に初めに輸入されたこの金魚を和金と名付けたのです。現在では和金を原型として様々な金魚が誕生しています。

種類

一見するとほとんどヒブナと大差はありませんが、尾鰭が普通のフナと同じ数のものもいれば、三つ、四つあるものもいます。体色も様々で通常の赤色から紅白、さらさ、白色など様々います。三つの尾っぽがあるものは価格は高騰します。小赤、別下、小和金、姉金など四種類が代表的です。

和金/ワキン/の飼育方法について

水槽サイズ

巨大化する和金を飼育しない限りはそこまで大きな水槽は必要ないです。しかし、金魚すくいなどの小赤も最大で20㎝オーバーにはなるので長期飼育を考えると60㎝水槽以上は必要になるでしょう。しかし、幼体を飼育するならとりあえず45㎝水槽でも全然大丈夫かと思います。

底砂

金魚の飼育でよく使用されるのが五色砂、溶岩石、セラミックですのでこれらを使用すればよいです。金魚の砂を選ぶポイントは粒が大きすぎず、小さすぎずというところです。

大きすぎると隙間に餌の食べかすや糞が入り混みますので掃除がメンテナンスが大変になります。

しかし、デザイン的に細かい田砂などを使用する人もいますね。確かに細かい砂のほうが好きという人もいます。使用する分にはそんなに問題ないとは思います。

水質

PH 6.0~7.0

水は普通に淡水魚が生息できる中性の水で大丈夫です。日本の水道水は中性なので、カルキ抜きを使用すれば金魚は飼育する水が出来上がります。

水の濁りを何とかしたいなら麦飯石溶液などを使用することをおすすめします。バクテリア剤などは海水魚ではないのでそこまで神経質に考えなくても何とかなると思います。

麦飯石を入れて2週間ぐらいろ過を回しておけば飼育できる水はできると思います。また、和金はフナに近いということもあり金魚の中では非常に丈夫な部類ですからね。

濾過機

濾過機に関しては外掛け式でも良いと思います。投げ込みでも良いのですが、ろ過能力を考えたときにある程度力のあるものを使用したほうが良いかと思いますので。

しかし、飼育数が多いなら糞、尿の量も多くなり、酸素の量を考えると上部ろ過をメインにしてエアレーションを使用すると良いです。

そうすることによりろ過能力も酸素の供給力も上がりますので和金も快適に生活することができるはずです。

掃除は1か月に1度ぐらい行います。ウールマットを洗い、汚れを落とします。2、3回洗うと2か月3か月でボロボロになるので新品に取り換えましょう。

セラミックや炭などのろ材は水槽の水でヘドロを流す程度でよいです。注意点は水槽の水で洗わないことです。ろ材にはバクテリアが住み着いているので水槽の水で洗うとそれらが減少してしまいます。

水温

水温は極端な話し、フナと同じで日本の気温に合わせても死ぬことはないと思います。ただ、冬になると冬眠しようと動きが鈍くなります。10℃以下になると消化能力も落ちるので餌は与えるのはNGです。

では、どうすればよいか?

20℃~25℃が快適に生活できる温度なのでこれが適温と考え、冬だけヒーターを使用します。夏は暑くなりがちです。できれば30℃以下に抑えます。35℃までは耐久出来るものの結構厳しいので。

なので、夏場はエアコンなどで調整。もしくは冷却ファンを使い28℃程度に抑えることが重要になります。

販売価格

和金といいましても様々な種類のものがいます。色合いや形が良いものですと数万円するものもありますが、一般的な小赤、小和金などであれば数百円で購入することができてます。

生体投入

購入してきた生体はすぐに水槽に入れるのではなく、最低限温度合わせをします。袋ごと水面に浮かせて15分ぐらい置いておくというやり方。しかし、やはり水合わせのほうが理想的です。

購入時の袋に入った水と一緒にプラケースに和金を入れます。そこへ水槽の水をホースと分岐栓を使用して1秒に3滴程度のペースで2時間かけて水と温度を合わせます。終わったら水槽へ投入。

やっぱり、ペットショップの水質と自宅の水槽の水質は全然違うと思うので温度だけではなく水も合わせることが重要だと思います。

餌は、金魚屋さんも推奨している「キョーリン ランチュウベビーゴールドS 小粒」で良いです。ほかにもいろいろありますが価格と品質のバランスを考えるとこれですかね。あとは体力をつけるためにたまに冷凍アカムシを与えましょう。

混泳

フナに近いところがあるので産卵期になると狂暴化して自分よりも小さい個体を追い回したり攻撃したりします。そのためもし混泳するなら同じサイズの個体にしてください。尚且つ、水槽を広く、その分酸素を供給できるような飼育環境を作ります。