さて、アカヒレの平均寿命ってご存知ですか?
はい、平均寿命は3年程度といわれています。
しかし、飼育方法によっては、1年足らずで死亡させてしまうケースや、中には3年を超える飼育者もいるようです。けれども、3年を超えてしまいますと、体が弱ってしまい病気にかかりやすくなす傾向にあります。
そのため、3年飼育すれば上出来。
4年も飼育すればアカヒレの飼育は非常にうまいと思われます。
また、ご存知の通り、小さい魚でとても強い魚とはいえませんので、飼育者の裁量一つで寿命も変わってきます。
そんなわけで、今回はどのような飼育すればアカヒレの寿命を延ばすことができるのか?何が原因で早く死んでしまうのか?そういったことにいてお話ししてみたいと思います。それでは行きましょう!
アカヒレの飼育はそんなに難しいものなのだろうか?

このようにアカヒレは飼育方法によって簡単に死亡してしまう魚でもあるので難しいのか?とも思えますが、ポイントを押さえて飼育できれば難しい魚ではないと思います。まずは、どうしてアカヒレがそんなに早く死んでしまうのか?ということを考えてみました。
餌に問題がある
こちらで詳しくお話ししていますが、餌の質だけで魚が元気になるかどうかが変わります。与えている餌の品質が悪いからすぐに魚が死亡するなんてこともあり得ます。食品添加物を使用していない栄養バランスが整った人工飼料や冷凍アカムシを与えて魚の健康管理を徹底しましょう。
酸欠を起こしている
他の魚と一緒に飼育している場合起こりやすい問題点です。水槽に対して飼育数が増えすぎると当然酸素不足にもなりかねません。あまり過密させ過ぎるのは、ほかにも問題はありますが、ろ過だけですと水中に溶け込む酸素の量が追いつきません。
ですので、対策としてはエアレーションを使用して水中の酸素量を増やすことです。これを行うだけでも酸欠で死亡させるというリスクは大きく下げることができます。
ストレスで死亡する
過密水槽で起こりえる話なのですが、魚の数を増やし過ぎるとストレスを溜めやすくなります。特に、追い回す魚なんかがいればストレスを溜めやすくなりますのでやはり飼育の量やパワーバランスを考えないといけません。一番理想的なのは同じサイズで穏やかな魚種だけで飼育することが理想ですね。
水が原因かも
水合わせをいい加減にしてしまいますとPHショックを起こす可能性がないともいいきれませんので、まずはコレで死亡することがありえます。また、飼育している中で水を交換しなければ早死にするでしょう。
ろ過を徹底していても週に1回は水槽の3割ぐらいの水を交換しましょう。具体的なPHですがアカヒレは日本の河川の水質でも生活できるので水道水のPHでも飼育は可能かと思います。ただ、水の汚れや急激な水質変化には気を付けないといけません。
そして、水温ですよね。夏場は30℃オーバーになると危険ですし、冬場は下がりすぎると活動停止しますので、15~20℃前後をキープしておくと良いかと思います。