雷魚(ライギョ)とカムルチーの違いは?飼育方法や販売価格について。

淡水魚のアクアリウムでも意外と人気なのが、雷魚(ライギョ)をはじめとしたスネークヘッドといわれている種類の魚です。雷魚(ライギョ)の魅力は飼育してみるとわかると思いますが、見ていて面白いです。

私も雷魚(ライギョ)は高校生のときに飼育していたことがあります。

本当に稚魚のときから5年ぐらい飼育して結構大きくなりましたね。はじめのうちは魚やザリガニ、カエルなどの生餌を与えていましたが、慣れていきたら人工飼料で栄養バランスをとるようにしました。

雷魚(ライギョ)を飼育している人であれば金魚などの生餌を与えたがる人が多いんじゃないかなと思います。なぜなら、狩りをするシーンが面白いのです。尾っぽを丸めて後ろに蹴けるようにロケットのように前方に進みます。

狩りのうまさは個体によって違うと思いますが、魚を追いかけて追いかけて、最終的に思いっきりかぶりつきます。牙も発達している魚ですから大型になると飼育においては注意が必要ですが育て甲斐はありますよ。

そんなわけで、本日は雷魚(ライギョ)についてです。カムルチーの違いや飼育方法などについてもお話ししたいと思います。それでは行きましょう!

雷魚(ライギョ)とは?カムルチーとの違いは?

ライギョとは雷魚、Snakeheadという別名があります。スズキ目タイワンドジョウ科Channidaeに分類される肉食淡水魚です。ライギョ(雷魚)にはいろいろな呼び名があります。

全長 80~100㎝程度

例えば、聞いたことがあるかもしれませんが、カムルチーという名前。ライギョと違うのか?というと、中国から朝鮮半島、アムール川流域までのロシア沿岸地方に生息しているのがカムルチーと呼ばれています。日本でも雷魚と読んだり、カムルチーと呼んだりしますよね。

他にはタイワンドジョウなどとも呼ばれていますね。ドジョウという名前がついていますが、全く違う魚です。細長い体、蛇のような頭から英語ではスネークヘッドと呼びますが、アクアリストからはスネークヘッドと呼ばれることが多いようです。

特徴

体は細長く、まるで乾電池のような形をしています。蛇のような頭と大きく避けている口が特徴的。下顎は上顎よりも長く、アントニオ猪木のように前に突き出ています。牙は鋭いためブラックバスのように指を口に入れると千切られるリスクもあります。

肺呼吸

雷魚(ライギョ)が肺呼吸ができるのはほかの魚と大きく違う古代魚の特徴です。見てわかるものではありませんが、上鰓器官という鰓に近い頭部の腔所に血管が集中している箇所があります。

水面まで行き、口で空気を吸い、上鰓器官に送り込みます。これにより酸素を直接摂取することができます。ライギョはこのように肺呼吸を行えるので、水中に溶け込んでいる酸素が少なくても生きてはいけます。

ただし、水中で二酸化炭素を排出するため肺呼吸だけでは死んでしまいます。逆に、肺呼吸ができない状態になるのも死因です。

生態

沼、湖、潟、池、流れの緩やかな河川に生息します。薄暗い朝から夕方など濁った水にいることが多いです。肉食魚で80㎝オーバーともなると比較的大きな動物でも食べることができます。例えば、ウシガエル、亀、蛇、鳥、ネズミなど。獲物に食いつくさまはまるで虎のように勇猛果敢。しかし、警戒心が強く、臆病なところもあります。

種類によっては産卵時に水草を集めて巣をつくり卵を産みます。中には生まれた稚魚を保護するものもいます。外来種ではあるものの数を減らしているため、特定外来生物、要注意外来生物からは外れています。つまり、駆除の対象ではありません。

まあ、実際、フィッシングを楽しんでいる方も多いですが、野生のライギョを見かける機会はずいぶん減ったのではないでしょうか?

雷魚(ライギョ)の飼育方法について。

販売先

ライギョをフィッシングなどで捕獲するというのは非常に難しいと思います。もちろん、常にフィッシングが趣味でライギョを釣るのはお手の物という方であればいいと思いますが、アクアリストで釣りをやったことがないという人には苦しい話です…ですので、捕まえる、釣るよりも簡単なのは購入するという方法です。季節にもよりますが、楽天ショップやヤフオクで購入することができます。

水槽

ライギョは大きめの水槽で飼育することが前提となります。稚魚の段階であれば60㎝水槽でも大丈夫ですが、最長で80㎝以上にもなる魚です。さらには、ある程度は泳ぎ回るので、最低でも120㎝水槽は欲しいところです。アクアリストの中には特注で2m水槽を作ったり、池を掘って飼育するという人もいます。この時点でライギョを飼育することに非常にハードルを感じた人もいるでしょう。

タイワンドジョウであれば若干小さく全長60㎝、コウタイであれば30~40㎝程度なので90㎝水槽であれば飼育できます。ほかにもスネークヘッドの種類によっては20㎝程度にしかならないものもいますので、大きな水槽でどうしても飼育できないという方は種類を選べばよいと思います。ほかのスネークベッドの種類については追々記事を追加していきますのでお楽しみに!

ろ過

私がライギョを飼育していたときは外部ろ過器を使用していました。その理由は水槽内を広々とさせてライギョが悠々と泳ぐ姿を見たいからでした。ただ、何でも良いなら外部ろ過器にこだわる必要はないです。

ライギョは肺呼吸をするため水槽内の酸素は多くなくても良いです。お手軽な上部ろ過器でも全然大丈夫だと思います。また、比較的汚いところにいる魚ですからそんなにきれいにろ過を徹底するということもしなくても大丈夫だと思います。

水槽立ち上げ

ライギョは水質のきれいさにこだわる必要はないと思います。経験でいえば、時間をかけてバクテリアを作らなくても生きられます。麦飯石溶液を使って水質を整えれば飼育できましたね。麦飯石溶液でもバクテリアは発生するらしいので、もし心配なら時間をかけてバクテリアを発生させてから投入することをおすすめします。

水合わせ

かなり強い魚なので水合わせはしなくても病気にならなかったです。私は購入後の袋を水槽に20分ぐらい浮かべて温度合わせをしました。それで放流でも全然元気に育ちました。(高校1年生の考えることなので超テキトー笑)ただ、やはり保険という意味では水合わせはしたほうが良いのではないかと思います。

特に幼生のライギョであればあるほど負担が大きくなるでしょうから温度合わせはしましょう。プラケースなどにライギョを入れてホースと分岐機を使い点滴の要領でプラケースに水槽の水を2時間かけて入れていく。2時間経過したら水槽に放流という感じです。

金魚、メダカ、カエル、人工飼料などを与えると良いと思います。ただ、金魚やメダカなどの魚類はあまり与えすぎると背骨が曲がる原因になるらしいので、生餌であればカエル、カワエビ、ザリガニなんかも与えましょう。できれば人工飼料に慣らして栄養バランスの取れた食事をとらせてあげてください。

水温

成長速度をあげたいなら冬場はヒーターを使用して水温を高めてあげてください。20度~25度ぐらいをキープすればよいかと思います。どうしてもヒーターを使いたくないならそれでも良いです。成長速度は遅くなりますが、真冬の冷たい水でも生活はできます。底砂を敷いておくと砂に潜ります。生餌を与えると冬でも砂から出てきて食べます。

飼育環境

ヒーターを使用しないなら底砂は敷きましょう。川砂で充分だと思います。潜れるように分厚く敷いてあげると良いですね。水草や隠れ家はあってもなくてもよいです。ヒーターは使用するならベアタンクでも良いでしょう。