モツゴ/クチボソの飼育方法!稚魚・販売・餌・寿命について。

本日はモツゴの飼育方法についてです。

私は小さいころからガサガサで魚を捕まえて遊んだりしたものです。その時に、カネヒラというタナゴがたくさんいる小川にもよくいったものです。その川は結構穴場で、追い込み漁をやれば簡単に大量のカネヒラが取れたんです。

今は規制が入っているらしいのですが、お魚キラーという便利な道具があります。籠網の罠になります。ここに釣り餌を仕込んで魚のいる川に投入するだけで大量に捕れてしまうんです。

1日、2日放置するのが普通なのかもしれませんが、30分程度放置するだけでも全然捕獲できます。

ただ、これの注意点としては、禁止漁具に指定されているので捕りすぎるのはアウトです。もし使うなら限度を守りましょう。

そんな、ガサガサをしている中で、たまにタナゴと一緒にモツゴという細い魚も捕れました。この魚もアクアリウムで飼育するのは面白いのではないかなと思います。

というわけで、本日はモツゴの生態から飼育方法まで解説していきたいと思います。それでは行きましょう!

モツゴとは?

モツゴ(持子、脂魚、学名:Pseudorasbora parva)は、コイ目コイ科モツゴ属の淡水魚の一種です。日本、中国を含む東アジアに生息し、都市周辺部においてもよく見ることができます。関東地方ではクチボソとも呼ばれています。

生息地

日本では関東地方以西の本州・四国・九州、に生息します。国外であれば台湾・香港を含む中国東部・朝鮮半島・アムール地方までの東アジアに広く生息ています。

しかしその環境適応能力の高さから有用魚種の移入に紛れて生息水域を広げており、今では元々生息していなかった東北地方や北海道、南西諸島、日本以外でもアジア各地やヨーロッパで生息が確認されています。

東日本に生息する近縁種であるシナイモツゴ、濃尾平野に生息するウシモツゴは絶滅危惧種にあります。

これらが交雑し、もともと生息していたモツゴが減少し新種のモツゴに置き換わるという問題点が懸念されています。

また、ブラックバスやブルーギルなどの外来肉食魚が生息する水域では数が減少しています。

形態

全長8㎝程度、最大11㎝になります。飼育下ではこれよりも大きなサイズになることもあります。銀の体色で体の側面には線が入っています。1本、ハッキリとした黒色縦条が線に沿って入ります。

けれども、成長するとともに縦条は薄くなり次第に消えていきます。また、もともとこれがない個体もいます。シイナモツゴ、ウシモツゴは側面の線が不完全、それに対してモツゴはハッキリしています。

タモロコと混同されることがありますが、タモロコは髭があります。それに対してモロコは髭がありません、それにタモロコはどちらかといえばずんぐりとした体形をしています。

生態

河川、湖畔、湖、潟、水田、池など淡水域であれば比較的どのようなところにでも生息しています。

水草がたくさんあり流れが緩やかな水域に生息します。水底に泥がある場所を好みますが、環境適応能力が高いため石や砂利、コンクリートなどでも生息できます。

また、水質汚染に対しても適応できますので、最近の生活排水で汚染されている川などにも生息することができます。

雑食性の魚です。アカムシ、小型昆虫、プランクトン、藻類などを食べます。

4~8月が繁殖期で年間数回の産卵を行います。1尾平均して1.184粒程度の卵を持ちます。繁殖期になるとオスが黒っぽくなります。これは婚姻色です。水草の茎、底石についているゴミ、藻類を掃除して産卵場所にすると同時に縄張りにします。ほかのオスが来ると追い払います。

基本的に交配は1匹のオスと1匹のメスで行われますが、一度産卵が終わるとオスはさらに次のメスを見つけて再び交配を行います。これを繰り返し繁殖を行いますのでそこそこ繁殖力は高い魚です。

卵から孵るまで水温23~25℃程度で70~80時間。その間、オスは卵にゴミが付かないように守っています。1年で成魚、寿命は3年程度になります。

モツゴの飼育方法について。

水槽

モツゴは10㎝程度にしかならない魚なので、45㎝水槽でも飼育できます。もちろん、飼育数にもよります。

たくさん飼育するなら60㎝水槽でも良いですし、90㎝の日本淡水魚水槽の中に混ぜてあげるのもおすすめです。また、産卵を考えているなら水槽はモツゴだけのほうが良いです。

床材など

モツゴは水草が好きな魚です。そのため、田砂、砂利などを敷いて、石、流木で隠れ家を作ります。そのうえで、水草を植えてあげると良いかと思います。水草も丈夫なカボンバやマツモがおすすめです。

水質

PH 6.0~7.0

環境適応能力の高い魚ですのでそこまで水質はこだわる必要性はないと思いますが、せめて水槽水をカルキ抜きするぐらいはしましょう。

底砂を敷いて、濾過機にろ材を入れて1、2週間も回せば多少はバクテリアもできるかと思います。もちろん、しっかりと作りたいならバクテリア溶液や麦飯石溶液などを使用しましょう。

濾過機

濾過機は何でも良いと思います。投げ込み式、外掛け式など安いものでも飼育できます。ただ、ろ材を入れたいとか、飼育数が多いからろ過能力を高くしたいなら上部ろ過器をおすすめします。

掃除は1~2週間に1度、3割程度水を交換し、フィルターを洗います。たまに、ろ材を水槽の水で流す程度で問題ないでしょう。

販売先

モツゴは小川へ行けば比較的取れると思います。しかし、どうしても近所にそーいう場所がないとか、捕まえるのが大変だというのであればネット通販を利用すればよいと思います。

稚魚ですが1匹680円で購入することができるほど安い魚ですから捕まえにいくよりもネット通販のほうが簡単かもしれませんね。

生体を水槽に放流する際は、最低限15分以上の温度合わせ、できればモツゴをプラケースなどに入れて水槽の水をホースと分岐栓を使用し点滴の要領で1秒3滴ぐらいで水合わせを行います。

餌は冷凍アカムシ、小魚用の人工飼料で良いです。

寿命

3年程度です。モツゴは寿命が短い魚ですが大事に育てましょう。