アメリカザリガニの飼育!水槽・餌・水草・共食いなど飼い方のポイントについて。

日本の河川、沼地、池など、水辺であれば大体のところには生息しているアメリカザリガニ。ウシガエルの餌として日本に持ち込まれたのは有名です。生態系に影響を与えるため、要注意外来生物に指定されています。

もちろん、要注意外来生物ですので、飼育することもできますし、アクアリウムのネットショップでも販売されています。販売されているザリガニって、大体が赤くてきれいなものが多いです。そして、ハサミも大きく、甲羅も硬い!(もちろん、脱皮によっては変化します。)

なので、形が良くてカッコいいものばかり。子供のころに散々ザリガニを捕まえにガサガサをしに行ったことはありましたが、そういった形の良いものに巡り合えることってごくわずかなんですよね。だから、買う価値は十分あると思います。

さて、そんなザリガニ飼育の飼育方法についてお話ししていきたいと思います。それでは行きましょう!

ザリガニの飼育方法の基本

水槽サイズ

アメリカザリガニってそこまで大きくならないのがよいところですね。どんだけ大きくても20㎝。大半が12~15㎝以内には収まってしまいます。なので、大型の水槽は必要ありません。30㎝~45㎝規格の小型水槽でも十分に飼育できますので手軽で格安なガラス水槽を準備すればよいかと思います。

蓋は必須

ザリガニは脱走の名人です。特に、レイアウトを意識すると、石を組んだり、流木を入れたりすると思うんですが、そういった障害物を足場にして登って脱走するなんてことは普通にありえます。飼育している方の話を聞きますと、脱走して近所の道路まで歩いていたということもあったそうです。車にひかれる可能性も十分あり得るので脱走させないように徹底しましょう。

水質

ザリガニの理想的なPHは7.0~8.5らしいですね。

ただ、アメリカザリガニは日本中の淡水域に生息しておりますし、繁殖も順調に拡大中です。むしろ、数が増えて困っているぐらい数を増やしている外来生物です。

なので、個人的な意見ではありますが、そこまでPHは気を遣う必要はないのではないかと思います。

つまりは、水槽水をカルキ抜きしたい程度のPHで良いのでは?あとは、心配なら販売先のPHを聞いてみると良いです。一番良いのはそのPHに合わせることですね。

また、水換えは週に1回、3割程度は交換してください。ザリガニは水を汚しやすいのでこれぐらいは最低でも行います。

底砂

底砂は何でも良いですが生物ろ過の効果やザリガニが落ち着けるのでいれることをおすすめします。砂利、川砂、田砂、渓流砂、ソイルなどが良いかと思います。

水温

水温は25℃程度をキープすると良いです。夏場は暑くなりすぎるのでクーラーや冷却ファンを使用して温度を下げます。

一方で、冬場はサーモスタットヒーターを使用して温度管理を行います。温度が下がりすぎると餌を食べなくなります。

砂を入れておけば冬眠もしますが、冬眠させるとなるとしっかりと春夏秋に餌をしっかりと与えていることが重要になります。もし、栄養が足りていない場合は死亡する可能性もあります。ただ、冬眠を成功させられれば寿命も伸ばしやすくなります。

水合わせ

ザリガニは魚程敏感ではないと思いますが、水合わせはしたほうが良いです。ザリガニを購入したらプラケースに入れて、水槽の水をエアレーションのホースと分岐栓を使い、1秒3滴のペースで水を合わせていきます。2時間程度水泡さえを行ったらザリガニを水槽に入れましょう。

濾過機

ザリガニには濾過機が必須です。もちろん、陸地にあがれば呼吸を行いますが、基本的には水棲の生き物なのでろ過装置が必須だと思ってください。また、餌や糞で意外と水を汚すので濾過機があると便利です。

エアレーション

これは飼育数によってなのでなくても良いですが、水槽内に大量の泡を溶け込ませると生き物にも良いだけではなく、レイアウトの一つとしてはとてもおすすめです。

水草

水草はアナカリス、マツモなどの無農薬のものを植えて置きましょう。ちなみに、ザリガニは水草を食べますので餌用としても準備してくと良いと思います。普段餌を与えないとお腹が減ったら水草を食べたりもします。

シェルター

特に、レイアウトを意識されていない方でもザリガニが隠れられるようなシェルターぐらいは準備しておきましょう。なんでもいいんですよ。流木などでも隠れることはできますし、石を組むのでも良いです。植木鉢でも良いです。また、ザリガニ用のシェルターも販売されています。とにかくザリガニがストレスを感じずに休めるような環境を作るとよいです。

餌の頻度と量は、1日2回程度食べ残さない程度に与えます。雑食なのでいろいろなものを食べます。煮干し、冷凍アカムシ、刺身などなんでも。栄養バランスを考えて人工飼料をメインにこういった餌を与えると良いかと思います。餌によっては水を汚すので要注意。

単独飼育

ザリガニは単独飼育をおすすめします。複数飼育すると高い確率で共食いします。というのも、ザリガニは縄張り意識が非常に強い生き物なので大きな水槽でないと複数飼育は難しいですね。さらに、リスクを下げたいなら単独飼育が確実です。