スジエビの飼育方法!繁殖・餌・販売・メダカとの混泳は可能?

本日はスジエビの飼育方法についてお話ししたいと思います。

ミナミヌマエビやヤマトヌマエビなどのヌマエビと同様に人気のある淡水エビです。混泳については色々と賛否両論もあり注意しないといけないポイントもありますが、水槽内に生えた苔や藻類を食べてくれるのでお掃除屋さんとしてもおすすめです。

生息地も非常に広く、北海道から屋久島まで分布します。水路などでたも網を使ってガサガサをすれば捕まえることもできるかもしれません。

また、肉食魚の飼育のために活餌として飼育しているアクアリストもいますし、きれいな川に生息するスジエビであればから揚げなどにして食べることもできます。

このように、いろいろな利用をされていますね。

2~3年ほどと寿命は短いですが、繁殖することもできますので、餌用に飼育するのでも良いですし、アクアリウムとしてスジエビを飼育するというのでも良いと思います。

そんなわけで、本日はスジエビの飼育方法についてお話ししていきたいと思います。それでは行きましょう!

スジエビとは?

スジエビ(条蝦、筋蝦、学名:Palaemon paucidens)はテナガエビ科に分類されるエビの1種。日本とその周辺地域(南東シベリア、サハリンなど)に分布する陸水エビ(淡水性のエビ)で、釣り餌や食用に利用される。

広義にはスジエビ属 Palaemon に分類されるエビ類の総称としても用いられるが、日本産の種類のうち淡水産なのはスジエビくらいで、ほとんどの種類が汽水域や浅い海に生息する。

特徴

体長はオス35mm、メス50mmほどで、メスの方が大きい。体には7条の黒褐色帯模様が各所に入り、和名もここに由来する。帯模様の太さは個体や地域で若干の変異がある。生きているときは体がほぼ透明で内臓が透けて見えるが、瀕死になったり、死ぬと体が白く濁る。体型は紡錘形で、頭胸甲・腹部の境界と腹部中央(いわゆる「腰」)が曲がり、頭部が上向き、尾部が下向きになっている。

額角は細長い葉状で、眼柄や触角、5対の歩脚も細長い。歩脚のうち前の2対は先端にはさみがある鋏脚となっている。

テナガエビ類に近縁で、テナガエビ類の若い個体とスジエビはよく似ているが、テナガエビ類には複眼後方の頭胸甲上に「肝上棘」(かんじょうきょく)という前向きの棘があり、肝上棘がないスジエビと区別できる。また、同じく淡水にすむヌマエビ類とは大きさが同じくらいで混同されることもあるが、スジエビは明らかに脚が長く、上から見ると複眼が左右に飛び出す。

分布と生息環境

樺太、択捉島、国後島、北海道から九州、種子島、屋久島、朝鮮半島南部まで分布する[2]。国内に生息する淡水性エビとしては最も地理的分布が広い種。

川や池などの淡水域に生息するが、汽水域にもまれに生息する[1]。釣り餌として利用されることもあり本来分布していなかった水域に持ちこまれ、分布を広げることもある。

生態

昼間は石の下や水草、抽水植物の茂みの中にひそみ、夜になると動きだす。藻類や水草も食べるが、食性はほぼ肉食性で、水生昆虫や他の小型甲殻類、貝類、ミミズなど様々な小動物を捕食する。大きな個体はメダカなどの小魚を捕食することもある。動物の死骸にもよく群がり、餌が少ないと共食いもする。餌を食べる際は鋏脚で餌を小さくちぎり、忙しく口に運ぶ動作を繰り返す。また、小さな塊状の餌は歩脚と顎脚で抱えこみ、大顎で齧って食べる。一方、天敵はスッポンなどの淡水性カメ類、ウナギ、コイ、ブルーギルなどの淡水魚、サギなどの鳥類がいる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/スジエビ

スジエビの飼育方法

水槽

スジエビの全長はオス3.5㎝、メス5㎝程度です。そのため、極めて大きな水槽が必要なのかというとそんなことはありません。30㎝規格の水槽で飼育されている方もいますし、60㎝規格で広々と飼育している方もいます。また、飼育数によっては水槽を大きくしたほうが良いですね。過密させ過ぎると共食いなどのリスクが高まります。

床砂

床に敷く砂は、川砂、田砂、渓流砂、砂利などでも良いですし、エビを飼育されている人が良く使用するソイルでも良いと思います。また、砂を敷かないベアタンクで飼育されている人もいますね。ベアタンクは掃除をしやすいというメリットはあります。砂を敷くメリットはバクテリアを定着させたり、生体のストレス軽減という意味ではおすすめです。

シェルター

スジエビが隠れられるような場所を用意しておきます。流木、石などを組んで隠れ家を作るのもおすすめです。

水草

ウィローモス、ガボンバなど強い水草はおすすめです。なぜ、強い水草がよいかといえば、スジエビは水草を食べますので弱い水草だとすぐ枯れてしまうからです。そういう視点で考えると丈夫で少しぐらい食べられても平気な水草を使用することをおすすめします。また、水草は水質を整えたり、スジエビの隠れ家としても効果的です。

水温

北海道にも生息できるようなカワエビですので低い水温でも耐久することはできます。具体的には1℃ぐらいなら問題はありませんが、冬眠に入る可能性があります。

冬眠する場合は栄養をしっかりととれていないと死亡する可能性も有り得ますから、できれば観賞用には18~25℃ぐらいはキープしましょう。

ちなみに、17~24℃程度が繁殖においては適温とされていますので、繁殖を考えているのであればこれぐらいの水温にキープしましょう。

繁殖に関してはそこまで難しくはなく、水温さえクリアしていればなんとかなると思います。交尾を終えたら、直径1~2mm程度の卵を数回に分けて産卵します。

メスはこの卵を1か月ぐらいは保護します。孵化した幼体はゾエアになりますので、プランクトン生活を20~30日経て成体になります。プランクトンの段階で別水槽に移すことをおすすめします。

気を付けるのは冬場よりも夏場ですよね。夏場は油断をすると30℃オーバーになることは普通です。そうなると高温で死亡することがありますので、クーラーや冷却ファン、こういった道具が使用できないなら水温をあげないように冷房の効いた部屋に移すなどするとよいです。

スジエビの販売価格

スジエビは、餌用として販売されていることがほとんどです。餌用として10g1000円とかで売られているので安価で購入するすることができます。こういったスジエビを購入して活き餌としても良いですし、そのまま飼育するのもおすすめです。

濾過機

濾過機はなんでもよいですが、スジエビが吸い込まれないようにスポンジの吸水口を使用します。この条件であれば外部フィルターでも上部フィルターでも良いでしょう。これらのフィルターのメリットといえばやはりろ過能力が非常に高いということろです。それ以外なら外掛け式、内掛け式のフィルターを使用すればよいと思います。

餌は、水草、苔などはもちろんですが、スジエビはカワエビの中でも肉食性が強いですので、冷凍アカムシや人工飼料も与えましょう。餌は毎日与えても良いですし、水草を入れているなら2日に1回などでもよいです。ただ、注意しないといけないのが、空腹が続くと共食いをするので定期的な餌やりは怠らないようにしてくださいね。

混泳

メダカや小赤と混泳するのはおすすめしません。肉食性の強いスジエビはこういった魚を捕食することがあるからです。もし、混泳するならもう少し大きな魚と混泳するべきです。逆に、スジエビの倍ぐらいのサイズの魚になると追い回されたりしますのでここも難しいところですね。そういった意味ではあまり混泳はおすすめしません。

ちなみに、ヌマエビとは混泳できるかというと、これもできません。ヌマエビを捕食して食べてしまいますのでミナミヌマエビを飼育するなら別の水槽で飼育しましょう。