まず、ミナミヌマエビのエアレーションに関してですが、そもそもエアレーションを使用する理由というのは酸欠を避けるためです。飼育数が少なければ通常の濾過機だけでも十分飼育できます。
それに、ミナミヌマエビは飼育が非常にシンプルで、夏場、冬場の水温さえ気を付けていればそこまですぐに死んでしまうような個体ではないはず。しかし、飼育者の中には大量に死亡させてしまうケースもあります。
その原因の一つに酸欠です。
確かに濾過機でも酸素は供給することができますが、飼育数が増えれば酸欠になります。水槽サイズにもよりますが、例えば30㎝水槽で50匹のミナミヌマエビを飼育していたら濾過機だけでは厳しいです。
というように、数が多いとか飼育用の水槽が小さいと感じたのであれば必ずエアレーションを導入すべきです。迷ったら入れても良いぐらいです。これを使うだけで酸欠は防止することができますからね。
では、ミナミヌマエビのエアレーションはどんなものがおすすめなのか?
ハッキリ言って、なんでも良いというのが僕の考えです。要するに、大量の酸素を水中に溶け込ませることができればどんなエアレーションを使っても良いです。
ホースの先はエアストーンやエアカーテンにすれば全く問題ありません。
と、言って終わっても、購入に迷われるかと思いますので、個人的にこれがいいと思うのをいくつか紹介したいと思います。
ミナミヌマエビにお勧めなエアーポンプを紹介します。

水作 水心シリーズ
どれでも良いならコレでいいです!エアーポンプを導入される人にとっては一番お勧めといっても良いでしょう。また、静かなことで非常に人気のシリーズです。やっぱね、昔のエアーポンプなんて特にそうですが、何よりも音が酷いです。それに対して、水作水心シリーズは静かなのが魅力的ですね。
ジェックス e~AIRシリーズ
水作以外でおススメできるのは、ジェックスのe~AIRシリーズです。amazonのコメントをみると賛否両論。静かと答える人もいれば、うるさいと回答している人もいます。しかし、おそらくこれは設置の仕方の問題ではないかと思います。振動が伝わるようなところに置けば当然うるさくなります。ゴムシートなど振動を伝えないようなものを使用すればよいと思います。
エアーポンプ ニッソー サイレントβ
エアーポンプをどれにするか?となればやっぱり、水作の水心かジェックスのe~AIRになるんですが、それ以外で選ぶとすればこのエアーポンプ ニッソー サイレントβです。これも静かな部類なので悪くはないと思います。
その他必要なもの

その他に必要なのは、エアーを送るために必要なホースと水槽にエアーを溶け込ませるストーンです。おすすめなものをいくつか紹介します。
ニッソーエアカーテン
エアカーテンは水槽によって長さを考える必要がありますので、使用する水槽の長さに合わせて選んでください。僕はエアカーテンが好きな理由は石で隠して見えなく出来るからです。
また、エアストーンとは異なり曲げ伸ばしが可能なところです。デメリットは劣化しやすいところ。一方で、大きなエアストーンだとそれが難しかったりしますよね。まあ、これはたくさんの酸素を水中に溶け込ませられるのでおすすめです。
いぶきエアストーン セラミックエアストーン
エアカーテンのように曲げることはできませんが、細かいが出るということでは非常に評判が良い商品です。ミナミヌマエビの酸欠を防止するためには水槽中に酸素を溶け込ます必要があります。そういう意味ではやはり小さな泡を出すエアストーンは最適です。
丈夫な シリコン カーバイト バブルエアーストーン
そこまで人気なのかはわかりませんが、結構いいと思うので紹介しました。上記の二つのエアストーンとは異なり、平べったい丸いエアストーンです。せちゃく剤をつけて複数つなげるなどカスタマイズもできます。また、このエアストーンも結構泡が細かく、たくさん放出するので良いと思います。