モクズガニの飼育方法!販売・餌・値段・捕り方・寿命について。

モクズガニといえば、私が中学3年生のころに母親が市場で購入してきた生体(食用)を貰って水槽で飼っていたことがあります。本州に生息するカニの中では相当大型な種類のカニです。

なので、水槽に入れて飼育しているとやっぱりカッコいいですよね。ザリガニを飼育するのもいいですが、また違うハサミの形がいいです。それに、非常に丈夫で飼育もしやすいのがメリットだと思います。

小学生であれば、ザリガニと同じく自由研究の一環として飼育してみるのは良いと思います。カニということもあり寿命は短く3~5年程度ではありますが、しっかりと面倒を見ましょう。

そんなわけで、本日はモクズガニの飼育方法についてお話ししたいと思います。それでは行きましょう!

モクズガニとは?

モクズガニ(藻屑蟹)Eriocheir japonica (De Haan, 1835)は、エビ目(十脚目)・カニ下目・イワガニ科に分類されるカニの一種。食用として有名な「上海蟹」(チュウゴクモクズガニ)の同属異種である。日本各地で食用にされている内水面漁業の重要漁獲種である。

特徴

甲幅は7-8cm、体重180gほどに成長する、川に産するカニの中では大型種である。鋏脚に濃い毛が生えるのが大きな特徴で、”Mitten crab(手袋ガニ)”という英名もこの毛に由来している。毛はふつう黒褐色をしているが、脱皮直後は白色で白髪のようにみえる。頭胸甲はやや後方に拡がった六角形をしており、側縁部にはノコギリの歯のようなとげが3対ある。体色は白い腹部と胸部腹甲を除き、本来全体的に濃い緑がかった褐色をしている。拡大するとわかるが、実際はこれはモノトーンではなく、黄緑色の下地に黒い縞模様が混ざった豹柄に近い。野生の状態では付着物が覆っていて黒く汚れた個体も多い。なお洗剤が流れ込む川は、あずき色や黄色の色素形成異常と思われる個体が見つかることもある。成長とともに鋏脚は相対的に大きくなり、毛も濃くなる傾向がある。成体では雌雄の形態差(性的二形)が明瞭で、雄は雌に比べたくさん毛の生えた大きな鋏脚を持ち、歩脚の長さは長い。成体の体サイズは雌雄でほぼ重なるが、雄の方が小型個体が多く、また最大サイズは大きい傾向がある。

食性

食性はカワニナなどの貝類、ミミズ、小魚、水生昆虫、両生類などを捕食するところが目撃されやすい、あるいは魚のあらなどを誘引餌として用いたカニ籠が漁獲に用いられることから、主に肉食性と考えられていた。しかし、野生個体の胃内容を調べると通常底質からかき集められた枯死植物由来の有機物砕片(デトリタス)が胃を満たしており、肉食は機会的なものと考えられる。

分布

小笠原諸島を除く日本全国、樺太、ロシア沿海州、朝鮮半島東岸、済州島、台湾、香港周辺まで分布する。分布域はチュウゴクモクズガニの分布域である中国大陸東岸部から東北部、朝鮮半島西岸を取り囲むように、亜熱帯から亜寒帯までの広範囲にわたっている。そのため外骨格の形態は共通でも、南方の個体群と北方の個体群では遺伝子のレベルである程度の隔たりがある可能性が強い。

https://ja.wikipedia.org/wiki/モクズガニ

モクズガニの調達方法

1.モクズガニの捕り方

モクズガニの生息地ですが、小笠原諸島を除く日本全国に生息するカニですので身近の比較的綺麗な水田、用水路、河口、海岸で見つけることができるかもしれません。

その辺りはインターネットで地元の河川の生息生物を調べればわかるかと思います。ちなみに私の地元は新潟です。福島潟という場所にモクズガニはいるのでそこで購入したことがあります。

捕り方は色々あります。水田なんかにいるモクズガニであればたも網で充分捕まえることができます。(意外と素早いですが…)

他は釣りでも捕れますし、籠網でも捕れます。釣具店に行けば、カニマンションやお魚キラーと呼ばれる罠が販売されています。水産庁の禁止漁具になっていますので推奨はできません。使用する場合は自己責任でお願いします。ただ、よほどの数をとらない限り何か問題になる可能性は極めて低いかと思います。

2.モクズガニを購入する

一番確実に簡単に手に入れることができる方法はこれですよね。私も学生のころ母親に買ってもらいました。値段もそんなに高いものではなく、1匹数百円程度で購入できます。

近くにそのような市場がない方でもヤフーオークションを探せば10匹セットで2000円とかで販売されています。なかなか10匹も飼育するのは大変かと思いますが、その辺は交渉をするなりすればよいかと思います。

モクズガニの飼育方法

水槽

モクズガニは大型のカニといいましても、ザリガニと同じように飼育することができます。1匹飼育なら45㎝水槽でも十分飼育は可能だと思います。混泳についてはザリガニほど難しくはありません。

例えば、三匹飼育したいなら60㎝水槽にしてシェルターを複数準備し、餌も毎日均等に与えていれば共食いをするリスクは大きく減らすことができます。カニの中では混泳をしやすいタイプかと思います。ちなみに私も60㎝水槽で3匹飼育していましたが棲み分けできてました。

あとは、モクズガニはザリガニと同じく脱走の名人なので必ず水槽には蓋を閉めておいてください。その上にペットボトルなどの重しを置いておくことをおすすめします。

床砂

水槽に入れる床砂は何でも良いです。川砂、田砂、渓流砂、金魚用の砂利など。床砂を入れるメリットはやはりアクアリウムとしての雰囲気が良くなるのとモクズガニのストレス緩和の効果が期待できるからです。あとは、生物ろ過に効果的であるというところでしょうかね。

隠れ家

流木、石、塩ビ管など。モクズガニが隠れることができるようなシェルターを準備しておきましょう。カニは普段は隠れているものなのでこういったものを準備することでストレスの緩和になります。

水質

PH 6.5~7.5

PHに関しては色々なことを書いているサイトがありますが、日本淡水で生息できているわけなので日本淡水のPHで問題ないと思います。となるとこれぐらいのPHで飼育することができるはずです。

ですので、そこまで神経質にPHは気にせずに水道水をカルキ抜きして水を立ち上げたもので飼育は可能です。魚程敏感ではないと思いますのでバクテリアも数日ろ過を回した程度で良いかと思います。

水換えは1週間に1回、水槽の3分の1ぐらいを交換しましょう。必要なら2回交換するのでも良いです。なぜかというと、モクズガニは食べ方が汚いので水を汚します。そういったこともあり水換えの頻度は少し多くても良いかと思います。

水温

水温は25℃程度

これぐらいなら活発に動くことができます。ちなみに、自然界では水温が下がると河口へ向かい産卵を行うようです。なので、モクズガニを飼育するなら水温は温めておきましょう。

冬はヒーターとサーモスタットを使用するとしても、夏場は水温が上がりますので、30℃オーバーにならないように注意しましょう。30℃を超えるとやはり厳しいので水温が上がるようならクーラーや冷却ファンを使用するなど対策に出ます。

もしくは、エアコンの効いている部屋で飼育するか、暑くならない場所に水槽を置くなどしましょう。

濾過機

上部ろ過器か外部ろ過器をおすすめします。その理由としてはろ過能力が高いのと、ろ材を入れることができるので水槽内のバクテリアを育てるうえでは非常に効果的だからです。複数飼育するならエアレーションも入れておきましょう。

フィルターは半月に1度ぐらいは洗いましょう。2か月ぐらい使うとボロボロになると思いますので交換してください。

ろ材は基本的に洗わなくても大丈夫です。半年に1度ぐらいヘドロが溜まっていると思うので、水槽の水で洗い流す程度で良いです。ここにバクテリアが生息しているので水道水をかけてしまいますと死亡します。

餌は自然界であれば藻類を好んで食べるそうです。水草やミズゴケを入れておくとそれを食べます。動物性の餌は、魚の切り身、煮干し、人工飼料、冷凍あ虫など慣れさせれば比較的なんでも食べます。

餌は1日1~2回食べ残さない程度で与えましょう。大概餌を与えると巣穴に持ち込んで食べることが多いです。