オヤニラミの飼育方法!販売・混泳・餌・通販・寿命・値段について。

オヤニラミという魚をご存知でしょうか?

写真を見ていただくとわかりますが、なんだか印象としてはブラックバスのような…そして非常に強そうな魚なのですが最大全長はそこまで大きくなく13cmとかそんなもんなのです。

そのため、肉食魚であるライギョ、ナマズ、ブラックバスなどに捕食されてしまいます。そんなこともあり数を減らしています。

環境省のレッドリストに分類され、絶滅危惧IB類 (EN)とレッドリストの4番目にあたります。

とはいえ、ペット用に繁殖が行われていますので、野生のオヤニラミを捕まえるのは難しいと思いますが、飼育するなら比較的簡単に購入できます。

それに、大きい魚よりもこういった小さい魚で尚且つ肉食魚を飼育したいなら オヤニラミは良いのではないかな。と思います。水槽もそんなに大きなものを準備する必要もありませんし、生命力が高い魚なので飼育しやすいかと思います。

オヤニラミとは?

オヤニラミ (Coreoperca kawamebari)は、条鰭綱スズキ目ペルキクティス科オヤニラミ属に分類される魚類です。

生息地

日本(京都府桂川・由良川以西の本州、四国北東部、九州北部)、朝鮮半島南部に生息します。

スズキ科の純淡水魚では本種のみが日本に分布します。長崎県での分布は文献上でしか確認されていません。愛知県、岐阜県、京都府、滋賀県、奈良県などに移入・定着しております。

形態

最大全長13cm

体型は平べったく、体高があります。縦列鱗数といいまして、鰓孔から尾鰭基部までの鱗の数は33~38枚程度。

側線はハッキリしておりまして、側線上にある穴の空いた鱗の数。これを側線有孔鱗数といいます。33~38枚程度あります。

さらに、28~29個の脊椎骨が存在します。緑かかった黄色褐色の側面は少し暗色をしています。

筋膜模様が放射線上に眼の前方へ1本、後方へ5~7本ほど入ります。黄色く縁取られた青い眼状紋が鰓の後端に入ります。体の側面には6~7本程度の横縞があります。

角膜と水晶体の間にある薄く赤い膜を紅彩といいます。ブラックバスのように口が大きく下顎が少し出ています。

鰓耙数といいまして、鰓にある櫛状の器官の数は、0-1(上枝)+6-8(下枝)=6-8

尾鰭後端は丸みを帯びた形をしております。垂直鰭は暗赤色で、軟条部の外縁には数列の青い斑点がはいります。卵は直径2.2~2.4ミリ程度で透明。孵化直後の仔魚は全長5.1 – 5.8程度。

生態

中流、下流域などの支流域や水路に生息します。比較的水が綺麗で緩やかな流れの河川を好みます。水生植物が生息するような環境を好みます。基本的にはライバル意識が強く子供意外とは群れを成して泳ぐことはありません。

餌は昆虫、甲殻類、小魚です。稚魚はドンコなどにも食べられる可能性はありますし、成魚であれば自分よりも大きなライギョ、ナマズ、ブラックバスのような肉食魚に食べられます。

産卵

オスが水生植物の茎をつついたり、腹面で掃除を行います。そこにメスが近寄ってくると口や鰓、鰭で迎い入れます。メスが産卵場所に沿って泳ぎ始めるとオスはそれを追いかけ吻端でメスの尾鰭を触ります。メスは尾っぽを振るわせながら卵を産みます。そこにオスがやってきて交配を行います。

成長速度は比較的早いです。1年で6~7㎝程度、二年で8~9㎝程度、3年で10㎝程度になります。

オヤニラミの飼育方法

販売価格

オヤニラミは楽天通販などのネットショッピングでも手軽に購入することができます。販売価格もピンからキリでサイズが大きくなると1匹当たり5000円とかしますが、小さいものだったりやすいものなら2000円程度で購入することができます。

水槽サイズ

オヤニラミの全長は10㎝程度です。飼育数にもよりますが最低で45㎝程度の水槽があれば飼育することができます。もし、オヤニラミ同時を混泳したりほかの魚と混泳するなら大きめの水槽が必要になります。

水質

phは6~7程度で良いかと思います。もしPHに悩むなら一度小川の水を汲んできてPHを計測してみてください。大体この範囲に当てはまることが多いです。

日本淡水魚は中性から弱酸性で生息します。ミネラルウォーターなどの清涼飲料水で飼育ができないといわれているもアルカリ性だと厳しいからです。

また、水道水は基本的に中性から弱酸性なのでそのままカルキ抜きを行えば問題ないかと思います。

他には、水槽内の水にバクテリアを作っておくと良いです。底砂を敷いて麦飯石溶液で1週間ろ過を回すだけでも結構効果的。さらに効果を期待したいならバクテリア本舗を使って1か月ぐらいかけて水を作ってみてください。

水温

熱帯魚ではないので水温はそこまで気にしなくても良いかと思います。電気代を節約したいなら常温でも飼育できないことはありません。ただ、注意点としては温度が下がり体力が低下すると白点病にかかりやすいというデメリットがあります。オヤニラミが元気がないなら水温を25度程度に保つ。病気のリスクを下げたいならヒーターを使うなど工夫しましょう。

ろ過

ろ過に関しては上部ろ過で良いかと思います。ろ過能力が強いし、ろ材も入れておけばバクテリアを作ることもできます。

体は小さいですが肉食魚なので数多く飼育すると糞尿も多くなりますからろ過能力は高いほうがいいかと思います。あとは、数多く飼育する場合はエアカーテンなどを使用して酸素の供給をしっかりと行うことも重要です。

飼育環境

ベアタンクにするかアクアリウムにするかというところですが、アクアリウムで良いかと思います。川砂を敷き、流木、石を置き川魚が生存する環境を作ってあげましょう。大型肉食魚ほど掃除が大変というわけでもないので。

肉食魚になりますのでメダカなどの小魚、人工飼料、アカムシ、ミルワームなどを与えると食いつきます。

掃除

オヤニラミは綺麗な水を好むので掃除は大事です。1週間に1回程度で良いので、水槽の3割ぐらい水を交換しましょう。麦飯石やカルキ抜きで魚が生活できるような水を投入しましょう。

混泳

基本的に気性が荒い性格をしているので小さい水槽で飼育するなら混泳はお勧めしません。90㎝の日本淡水魚水槽にするなら混泳しても良いと思います。

混泳のコツとしては2匹以上の魚を入れることです。できればある程度たくさん入れる。

90㎝水槽は大きいのでオヤニラミを3匹、ほかに性格が温厚なカマツカ、タナゴ、モツゴ、カワムツ、フナ、コイなどを入れて縄張りをごちゃごちゃにしてあげることで混泳はやりやすくなります。

その代わり魚を多く入れるとデメリットとして水槽が汚れやすくなるのと、酸素不足になりやすいので、掃除やエアレーションだけはしっかりと行いましょう。