タナゴの飼育方法!販売・水槽・産卵・餌・稚魚など飼い方について。

本日はタナゴの飼育方法などについてお話ししたいと思います。

タナゴといえば、私も子供のころによく捕まえたものです。近所の川でガサガサをよくやっていました。その川は水底が結構ぬかるんでいるため中に入ってガサガサをやると足をとられてしまうんですね。

子供にとってはそれはちょっときついので、川の土手、石橋の上から魚がいるのを確認し、素早く網を振りかざすことでタナゴは結構沢山入りましたね。

あとは、あまりやりすぎるのはいけませんが、お魚キラーや塩ビ管の片側に金網をかぶせ餌を入れておく。そーすると翌日にはタナゴが入っていたりしましたね。

そして、もう一つは、1000円ぐらいで販売されているものすごい安い釣り竿がありますのでそれで十分です。安いウキ、あとはタナゴの針を使って練り餌をつけて釣りをする。

そーすれば結構簡単に釣れたもんですね。小魚ではあるりますが、あのブルブルっていう引きを楽しむのもまたいいもんです。

そんなタナゴですが、観賞魚用としても人気です。金魚と混泳させている人もいますし、日本淡水魚水槽で飼育する人もいますし、単独で飼育する人とかいろいろです。

そこで、今回はタナゴの飼育方法についてお話ししてみたいと思います。それでは行きましょう!

タナゴとは?

タナゴ(鰱{嗹の口を魚に変えた漢字}・鱮{ 魚へんに與}) Acheilognathus melanogaster は、コイ目・コイ科・タナゴ亜科・タナゴ属に分類される淡水魚の一種になります。

名称

タナゴというと実はヤリタナゴ、カネヒラ、タイリクバラタナゴなど日本淡水に生息するタナゴだけでも複数います。タナゴというとタナゴ亜科の魚をすべて指すのか?それともタナゴだけなのか?混同しやすいのでタナゴ亜科の種をまとめてタナゴと呼ぶことが多いようです。

生息地

国内に生息するタナゴは関東地方よりも北の太平洋側だけに生息します。生息水域は、南限は神奈川県鶴見川水系、北限は青森県鷹架沼になります。非常に数を減らしております。

タナゴは珍しくないと思うかもしれませんが、カネヒラなどほかのタナゴならそんなに珍しいものではないですね。

形態

体長は6~10㎝程度。体高がある魚のイメージですが、日本に生息する18種類のタナゴの中でも一番細長く、体高も低い種類になります。体は銀色をしており、肩は薄い青色の斑紋があります。背鰭に2対の白い斑紋、側面には緑色の帯が走ります。また、口角に対しては左右に1本の髭があります。

繁殖期になるとオスは婚姻色が現れます。胸鰭から鰓ぶたまで薄いピンク色、腹は黒ずみ、尾鰭の端っこには白い斑点がみられます。種小名のmelanogaster は黒い腹という意味があります。

一方でメスは明確な婚姻色はあらわれません。付け根は茶色く、先は灰色の産卵管がみられます。

生息域

河川、沼、湖畔、潟などに生息します。あまり水流が強くはない穏やかな水域で、たくさんの水草があるところに生息します。雑食性で藻類や水棲昆虫、甲殻類なども食べます。

3~6月が繁殖期で、カラスガイやドブガイなどの大型の二枚貝を産卵場所に選びます。水温が15℃程度であれば50時間ほどで卵から孵ります。母貝内の中で卵黄を栄養として小魚は育ちます。

稚魚が貝から出てくるまでおよそ30日程度かかります。ただ、このような大型の貝も少なくなっていることもタナゴの数を減らしている原因の理由の一つでもあります。

タナゴの飼育方法

水槽

タナゴは小さい魚なので30㎝水槽あれば飼育できます。しかし、泳ぎ回る魚でもありますので数多く飼育したいのであれば60㎝水槽を用意すると良いかと思います。

底砂

タナゴは底砂は入れても良いと思います。田砂、川砂、砂利などを入れれば大丈夫ですね。あとは、石や流木を組んで隠れ家を作ってあげます。マツモなどの丈夫な水草を植えるのは良いと思いますよ。

水質

PH 6.0~7.0

水槽水をカルキ抜きすれば魚が飼育できるような水になります。もう少しこだわりたいのであれば、麦飯石溶液を入れて1週間ぐらいろ過を回す。さらに水質を考えるならバクテリア溶液でバクテリアを繁殖させることですかね。

バクテリアが出来上がると魚が健康的に住みやすい環境を作ることができると考えられています。

ただ、亜硝酸塩が多くなりすぎると逆効果なのでバクテリア立ち上げ後、試験薬で数値を計り、多すぎるなら3割水を交換しましょう。そうするだけで水質はかなり整うはずです。

また、1週間に1度水槽の3割程度の水を交換して水質を整えましょう。水替えをする際はそこに沈殿しているゴミを吸水ホースを使って取り除いてあげましょう。

濾過機

水槽が小さくて飼育数も少ないなら外掛け式濾過機で良いと思います。60㎝以上の水槽である程度沢山の魚を飼育しているなら餌の食べ残し、排泄量も増えるでしょうからろ過能力の高い上部ろ過を使用しましょう。あとは酸素不足を避けるためにもエアレーションを使用します。

濾過機の掃除は1か月に1度ぐらいで良いです。フィルターを洗います。ボロボロになって使い物にならなくなったら新品と交換します。

ろ材に関しては、水槽の水で軽く流す程度で大丈夫です。しっかりと綺麗にする必要もないです。なぜならそこにはバクテリアが生息しているからです。

販売先など

タナゴではなくヤリタナゴやカネヒラなら珍しいものではないので川で捕まえたりできます。ただ、タナゴとなるとそれが少し難しいかもしれませんね。

通信販売を利用すれば簡単に手に入ります。野生の生息数は数を減らしていますが、人工飼育でペット用に流通しているものはありますので。カネヒラ、ヤリタナゴもネットで簡単に購入できます。

購入した生体は、すぐに水槽に入れるのではなく、水合わせを行います。なぜなら、飼育されていた水質と新しく立ち上げた水槽の水質が異なるからです。水に慣れさせるという意味ですね。

購入したタナゴをプラケースなどに入れて点滴の要領で1秒あたり3滴程度のペースで水合わせします。2時間程度行えば放流しても大丈夫です。温度も水もこれで合わせることができます。

雑食性の魚なのでいろいろなものを食べます。冷凍アカムシなども食いつきますし、小魚用の人工飼料も食べます。基本的に人工飼料をメインにしてたまには冷凍アカムシなども与えてあげるのが良いかと思います。